環境汚染とは
原発反対を唱える主張に対して、火力はCO2がうんたらかんたらとかいう反論が未だに根強くある。
原子力発電の放射性廃棄物と火力発電のCO2は、一体どっちのほうが環境汚染を引き起こすのか。
果たして本当に放射能よりもCO2のほうが“環境に悪い”のだろうか。
そもそも「環境汚染」ってなんなんだ?
火力は煙がモクモク出て空気が汚れて“汚染されている”イメージがしやすい。それに対して原子力の放射性廃棄物は目に見えないし、“汚染されてる”という実感が湧かない。
火力発電は視覚的的にわかりやすく訴えてくるから、原子力発電より汚染の印象が強いのかもしれない。
しかし当然、イメージで環境汚染を考えてはいけない。(当たり前だ)
「環境汚染」とは何か?
「環境汚染」という言葉には、「(人間にとって住みやすい)」が省略されている。これを補えば「環境汚染」の意味がわかりやすい。
「環境汚染」は「“人間にとって住みやすい”環境が損なわれる」ということだ。
そこをしっかり認識してから環境汚染を考えよう。
・CO2が本当に温暖化の原因なのか?
・そもそも温暖化は本当によくないことなのか?
・CO2が温暖化の原因だとしても、放射性廃棄物と比べてどっちが環境を汚染しているのか?
・原発は発電の時はCO2を出さないかもしれないが、開発・建設など全ての過程を総合するとどっちのほ うがCO2を排出するのか?
参照