行列のできる峰なゆか
森下くるみと峰なゆかの対談『はだかの公開面接』について書きたい。
でもあんまし書くことない。
「お2人とも素晴らしぎます」に尽きる。
でもお2人が素晴らしさはしつこいくらいに書かなきゃ気が済まないので書こう。
対談があったのは東京だったので直接対談を見に行ったわけじゃないんだけど、ネットで書き起こしと感想を発見してその内容を知ることができた。
それを読んで、「なゆか様!大好きです!」状態になったってのがこの日記のメインテーマ。
森下くるみ様は、御ブログを頻繁にチェックさせていただいているほど敬愛させていただいている女優様のお一人様だ。
(敬意を払いすぎて読みにくくなってるけど、それは森下くるみ様が美しすぎるためであり、仕方のないことだ)
峰なゆか様は、すごく整った顔立ちであらせられ、なんて綺麗なお姉さんなんだ!お姉さん!お姉さーん!!といった感じで何度かお世話になったことがあった。
今はAV女優を引退してライターの仕事をされていて、森下くるみ様同様、鋭い感性と文才をお持ちである。
(文才に関してはお二人のブログ、森下くるみの間、峰なゆかのひみつの赤ちゃんルームを拝見させていただくと一目瞭然である)
対談の内容については、特に面白かったのが、AV女優へのインタビューについて語ったところ。
(書き起こしを読んだだけなので詳しくはわからないけど)
「AV女優になったことを後悔してますか?」っていう質問はなんだよ!「エロ本のライターになったことを後悔してますか?」って聞き返すぞコラ!ってのから始まり、女優へのインタビュー」は男性のオナニーの言い訳ではないかという話に。
峰なゆかが言うには、AV女優へのインタビューは、大きく分けて、エロ面白い系と、トラウマあるんでしょ?系の2つがあるという。
前者は「こんな簡単に股を開く女なんだな!」と思わせるつくり、後者は「こんなに可愛くて良い子なのに、何でAVなんかに出てるんだろう?そうか、トラウマや家庭環境が悪かったんだから仕方がない」と男に思わせるつくりになっていて、それらは結局は、オナニーへの罪悪感を消すためのものではないか、と。
特に後者のトラウマ系を探る有名なライターがいて、その人は本人が否定しているのに、家庭環境のせいにしようとしたり、出来上がった誌面を読むと、普通にしていたのに「うつむいて、言葉に詰まっていた」とか「目を逸らして、下唇を噛んだ」なんて書かれるとか。
AV女優は必ずしも不幸な生い立ちでないし、自分とは別世界の住人なんかじゃないでしょう。
「家庭環境は間接的には原因になるとしても、直接的ではなくて、デビューは、その時の色々な状況が重なっただけ。心のエアポケットにすぽっと」
by森下くるみ
こんな嘘まみれの記事に影響されて、偏見を持ったりしちゃいけない。
AV女優や風俗嬢という仕事をしている女性は、不幸な生い立ちのせいで感覚がおかしくなってしまった人、もしくはお金のためなら卑しいことだってする、という偏見だ。
AV女優の露出が増えてきたとはいえ、まだ嫌悪感を露わにする人が少なからずいる。
「愛のないセックス」が卑しいってなんなんだ。
じゃあお前のしてるセックスには本当に愛があるのかよ。
というか愛があれば卑しくないのかよ。
そもそも愛ってなんだよ。
話がそれた。
あくまでも伝えたかったのは、お2人の話の面白さ。(そして美しさ)
鋭く美しい分析眼をお持ちだ。
他にも、峰なゆかのツイッタ―での
「お笑い芸人とプロレスラーとAV女優は、仕事にたいする意識に共通点が多いとおもう。」
というつぶやきに関する話とかも面白かった。
森下くるみといい、峰なゆかといい、AV女優には才能溢れる人が多い。
ゴットタンでのキス我慢選手権でのみひろや、おねがい!マスカットでのAV女優陣の活躍を見れば、一目瞭然だ。
「お笑い芸人とプロレスラーとAV女優は、仕事にたいする意識に共通点が多いとおもう」というのには、頷けるものがある。
ところで、AVのタイトルって面白いのが多いよね。
峰なゆかの作品一覧を見てたら『峰なゆかは美人女教師兼巨大乳房家畜』なんてのがあった。
森下くるみだと『セーラーむらむらブルマーぷるぷる』『ザーメン・バトル・ロワイヤル』とか。
参考サイト:
峰なゆか主催イベント「はだかの公開面接」に行ってきた。/きみとぼくの非日常に隠されたメタとネタと萌え
「はだかの公開面接 一次審査」@阿佐ヶ谷ロフトA/honkyochinikki