【転記】企業献金はなぜダメなのか?
mixiの猫王さんの日記より転記。
-----------------------------------------------------
『企業献金はなぜダメなのか?』
◆政治は何か?
それは、人権社会を実現し、保護することを
目的にしています
総ての法律、立法活動、行政や司法の活動が
憲法に律されていることからも、明白です
◆憲法とは何か?
憲法に何が書かれているか、
一言でいえば「人権」です
それを実現し、保護することを
社会の設計図として明文化したものが
憲法です
国際協調主義も戦争の反省も
全て人権から来ているものです
政治は、その統治の目的は
人権社会の実現と保護なのです
◆人権とは?
人権は、生まれながらに万人が有するもので
誰もが等しく享受できなくてはいけません
政治はそれを目的としている以上
公平さが求められます
誰かの人権は最大限に認められるけど、
他の誰かの人権が、ある程度までしか認めない
そんな事は、社会の設計図である憲法の精神に反します
経済的人権も、万人に等しくあらねばなりません
◆企業とは?
利益をあげることを目的とする集団です
企業の活動は、全てそれに通じます
エコの取り組みも、そうする事が
利益の獲得に通じるからです
政治家への献金も同じです
なんらかの企業活動に、政治家の力が必要なので
献金するわけです
公共事業の入札などは
その構図が分かりやすい例ですね
◆企業の政治献金は経済的人権(経済活動の自由)を侵害する
献金することで政治家が企業に加担して
特定の企業に利益をもたらすことは
企業活動の公平性を損なう行為で
加担されなかった側の経済的人権が
侵害されたことになります
それだけでなく、社会全体に
害をなすことになります
やっぱりこれも公共事業が、分かりやすい例ですね
社会の利益になるための事業が
その目的に応じた入札基準を設けているにも関わらず
それとは関係なく、献金した企業を利するわけですから
◆企業の政治献金は、社会の害である
これは入札に参加した企業の
不平等の問題だけに収まらず
社会の成員が起業したり、
関連会社に勤める可能性もありますから、
潜在的に全ての人の経済的人権(経済活動の自由)に
不平等をもたらす事にも通じます
◆予想される反対意見
え!?
全くの善意で、信頼するの足りる政治家に
献金することもあるだろうって?
そういう事もあるかも知れません
だけど、利益目的の場合と見分けることが
ほぼ不可能ですよね
上で述べたような疑惑が生じますし
利益供与が可能な状況が出来上がります
人権(の実現)を目的とする、議会制民主政治下の政治家は
そのような状況を作ることを
避けるのが、政治家としての倫理ですし
責任と言えるのでしょう
望まれるのは、いち早くそれを立法化して
政治家の義務とする事です
法律で規制されないと、職業倫理を
守れないような政治家は、終わってるけどね(笑)
◆何が言いたいかっていうと・・・
企業献金を受けたり、財界を招いて
政治資金パーチーなんかやっている政治家は
政治に関わる資質なし!
お前らが政治家である以上
社会の害悪でしかない!
とっとと、議員辞職して
田舎にカエレ!
って事だ
-----------------------------------------------------
参照