科学隊

ささやかな科学と哲学のバトンを渡すための情報交換の場所です。

【転記】哲学講座シリーズ 唯物論的弁証法

以下、mixiの猫王さんの日記より転記。

-----------------------------------------------------

------------------------------------------------------------------

一般人って誰?芸能人は特殊人?

なんか目からビームでも出るのか?この線引きがよくわからん。

芸能人と一般人って分け方がね。ケツの穴で歌でも歌うなら特殊だと思うが…職人の方が特殊な気がするんだけどね~w

-------------------------------------------------------------------

では、この問いに答えてもらおうじゃないか

社会科学を学ぼうとする諸猫!

視点が話題によって変わるだけなのです。

芸能の話題では、「芸能界」視点になるので

芸能界の外にいる人を 「一般人」と呼ぶんです

これがまた話題が別のテーマになって、何かの専門分野なると

専門外の方が一般人となります

その時には、芸能人も「一般人」となります

要は視点の問題で

そうやって 一般と特殊を分けた方が

話が簡略化するのです

これは弁証法のカテゴリーでいうと

「個別、特殊、普遍」ってところを学べば、よく分かります

弁証法を、いちばん最初に学ぶには

この本をお勧めします

弁証法唯物論入門』 中原雄一郎 新日本新書(新日本出版)

実はこの本、よくない箇所もあるのです

ふる~い本で、当時のソ連ユートピアのように賛美しているんです

確かプラハの春の前だし

まだ情報がとても少なくて、ソ連の実体も分かっておらず

仕方ない面もありますが(時代性。時代に束縛、影響されること)

まあ、ちょっと学者としてウッカリしすぎです

ってか、ダメすぎです

そういう政治性を除けば

弁証法の諸概念を理解するのに

いちばん分かりやすい本じゃないかと

私は思っております

もう中古ですか手に入らないと思うので

ネットで探して購入するしか方法はないと思います

-----------------------------------------------------

J-Blue

>『弁証法唯物論入門』 中原雄一郎 新日本新書(新日本出版)

この書籍も読んだ事が在ると記憶していますが、お勧めする気にはなれないです。

お勧めできるのは、高梁庄司氏著「人民の哲学」或いは「ものの見方考え方」です。

「ものの見方考え方」は私の哲学の原点になっています。非常に簡単な読みやすい記述です。

 http://urx2.nu/gtrN

いずれにしても絶版ですが「ものの見方考え方」はバイブルとして今でも大切に持っています。

豪華ライチ@TPPダメ

知人に尋ねたら、次の本を薦められました。

牧野広義「知のエッセンス」

-----------------------------------------------------

哲学を学ぶとき

それは唯物論弁証法のことですが

見田石介が、まず基本になりますね

その後、どのように学ぶにしても

見田石介が土台です

-----------------------------------------------------